30代女性の頭皮が臭いのは〇〇のせい【知ってる人は50％以下！？】

30代になってから頭皮のニオイが気になったことありませんか？

汗をかいたあと、一日の終わり、ふと風が吹いたときなどなど…
『え？もしかして私の頭皮のニオイって臭い…？』

初めて気づいた時は結構ショックを受けますよね。
でも自分の頭皮のニオイが気になった事のある女性は意外と多いんです。

頭皮のニオイの原因はいくつかありますが、今回は意外と知られていない『30代女性の頭皮のニオイが臭くなりやすい原因』についてお話していきます。

 

頭皮のニオイの原因

一般的に頭皮のニオイの原因は主に頭皮の皮脂量が関わっています。
その皮脂量が関係してニオイを発生させてしまう原因がこの４つです。

※30代女性特有の頭皮のニオイの原因を先に知りたい方はこちらに進んで下さいね。

洗浄不足

シャンプーをする時に洗いが十分でないと皮脂や汚れが落としきれずに残り、シャンプーの成分と皮脂や汗が混じり合うと化学反応を起こすので、それがニオイの原因となります。

かと言って何度もシャンプーしたりすると洗いすぎで頭皮が乾燥しそれを防ごうとして皮脂を過剰分泌させてしまうので、シャンプーしすぎにも注意・そしてシャンプー後の保湿も大切です。

↓きちんと汚れを洗浄する為の正しいシャンプー方法はこちらの記事を読んで下さい。↓

頭皮環境

頭皮には「マラセチア菌」と呼ばれる菌が常在し、普段は肌の健康を保つために必要な菌です。

ですがお風呂上り、すぐにドライヤーをせずそのままでいると頭皮に菌が繁殖します。
異常繁殖してしまうと菌が皮脂を分解し、その物質が頭皮のニオイの原因になってしまうのです。

食事や睡眠

脂質や糖質の摂りすぎといった偏った食事や、ストレスやホルモンバランスの乱れ、寝不足などの生活習慣も頭皮のニオイの原因になるのです。

まず食生活ですが、糖質や動物性たんぱく質や脂質の摂りすぎにより皮脂の分泌を増やしそれがニオイの原因になります。

そして睡眠も頭皮の健康にとって重要なのです。

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、エアコンや紫外線でダメージを受けた細胞を修復してくれる役割があります。

ですがダメージを受けた部分はまず皮脂でケアをしようとするので成長ホルモンの分泌が少ないとダメージを修復出来ずにそのまま皮脂だけが過剰に発生し、

その過剰分泌した皮脂が頭皮のニオイの原因になるのです。

年齢的な問題

『加齢臭』という言葉は聞いた事があると思います。

これを聞くと「30代にはまだ早くない？」と思う方が大半だと思います。
確かにそうです。

ですが３０代でもなる可能性がある『ミドル脂臭』をご存じでしょうか？

ミドル脂臭とは、汗の中の乳酸が皮膚の常在細菌に代謝・分解された成分が皮脂臭と混ざる事で発生する不快なニオイの事を言います。

年齢と共に汗腺の働きが弱くなると更に発生しやすくなるので３０代でも『ミドル脂臭』は発生するのです。

「洗浄」「睡眠」「食生活」このあたりをきちんとしていても頭皮のニオイが気になる方は『ミドル脂臭』の可能性を考えた方が良いでしょう。

頭皮のニオイの原因のまとめ

頭皮のニオイの原因とそれを引き起こすNG行動をまとめたのがこちら。

皮脂を過剰に分泌させない方法として『洗いすぎ』『睡眠不足』『偏った食事』には気を付ける事です。

その残ってしまった皮脂をニオイの原因にしない為に『頭皮環境』を整える事や『ミドル脂臭』の対策が必要ですね。

そもそも皮脂が残らない方が良いのできちんと洗浄する事も心がけましょう。

今回の記事は３０代女性がなりやすい原因のお話をすると冒頭でお伝えしました。

皮脂の過剰分泌や取りすぎ、頭皮環境などは年齢問わずニオイの原因となりやすいですが、『ミドル脂臭』は３０代以上の方になりやすい原因ですね。

本来なら４０代以降とも言われていますが、汗腺機能の低下やストレスが原因と言われている『ミドル脂臭』は現代なら３０代から発生してもおかしくないものです。

 

ミドル脂臭の原因(女性の場合）

ミドル脂臭は男性特有の体質由来と思われてきましたが最近は女性にも発生するということが明らかになっています。

女性ホルモンが分泌低下すると男性ホルモンが優位になり悪玉コレストロールを抑える働きも弱くなるので皮脂（中性脂肪）の分泌が増えてしまうからです。

その過剰分泌した皮脂（中性脂肪）が酸化してしまったり、

加齢と共に汗腺機能が低下する事が原因で汗に乳酸が増えるので、その乳酸が分解されると不快なニオイ『ミドル脂臭』となります。

ミドル脂臭の原因まとめ

わかりやすくまとめるとこんな感じです。

ミドル脂臭対策

女性がミドル脂臭を発生する原因は先ほどもあったように『女性ホルモンの分泌低下』

そしてそこから関連する『汗腺機能の低下』です。

女性ホルモンの分泌低下対策

女性ホルモンの分泌低下対策を考えた時に、「そもそも女性ホルモンを増やせたら良いんじゃない？」と思う方もいると思います。

結論から言うと女性ホルモンは増やせません。

ですので対策としては「女性ホルモンをコントロールする」事と「女性ホルモンを補う」事になります。

その対策がこの４つです。

バランスの良い食事

そもそも女性ホルモンを増やすような特別な食材は存在しないのですが、バランスの悪い偏った食生活は女性ホルモンにも悪影響です。

肉や魚、植物性のたんぱく質、野菜、炭水化物などをバランス良く摂取して下さい。

良質な睡眠

睡眠不足になると自律神経のバランスが崩れ女性ホルモンにも悪い影響がでます。
少なくとも７時間の睡眠を確保し、睡眠の質を上げる為に寝る前はスマホを見ないなどの対策もしましょう。

適度な運動

増やすことが出来ない女性ホルモンですが、適度な運動は女性ホルモンに良い影響を与えてくれます。

特にヨガやストレッチはゆっくり身体を動かせるうえに深く呼吸をすることで身体の緊張が和らぐので特に効果的です。

女性ホルモンに似た作用のある成分を摂る

大豆イソフラボンは女性ホルモン（エストロゲン）と似た働きをすると言われています。
増やせるわけではないですが、似た作用をする事で補う事が出来ます。

大豆や豆腐や納豆、味噌などに含まれているので毎日の食事に取り入れれるように心がけましょう。

汗腺機能の低下対策

汗腺機能は年齢と共に低下しやすいものとされています。

汗腺を鍛える事で機能低下を予防・改善出来ます。
その方法はこちらの３つです。

手足高温浴

手足の先の汗腺を42度～44度の熱めのお湯で刺激して働きを活性化させる方法です。

湯船に腰掛けてひざ下のみお湯につけ、お風呂のフタの上に42度～44度のお湯を入れた洗面器を置きひじ下をつけて１５分～２０分ゆっくりと温め、汗腺の働きを活発にさせます。
（水分補給など気を付けながら行って下さい。）

適度な有酸素運動

適度な有酸素運動（ウォーキングやストレッチ）で全身に血液が循環し発汗しやすい身体づくりが出来ます。

腹式呼吸

いつでもどこでも行える汗腺トレーニングは腹式呼吸です。

意識して腹式呼吸をすることで体内に酸素がたくさん取り込めるようになるので発汗作用の効果が高まります。

ミドル脂臭対策のまとめ

ミドル脂臭の対策として『女性ホルモン』と『汗腺機能』の低下を予防・改善させる事が必要ですが、

2つの対策に共通するのが『適度な運動』です。

なので『適度な運動(有酸素）』は必ず行うようにしましょう。
更には生活習慣の見直しをして気を付けるべき点を心がけていきましょう！

まとめ

『もしかして頭皮のニオイ臭い…？』と思い始めたら、まずは一般的な原因を知り、それプラス30代女性特有の原因を知っておく事が改善への近道です。

年齢と共に女性ホルモンが低下すると皮脂の分泌が増え、結局それが一番最初の『頭皮のニオイの原因は皮脂量』というところに繋がります。

過剰分泌した皮脂をしっかり洗浄する事、そもそも皮脂を過剰分泌させないように出来る事をしていき、

頭皮のニオイなんて気にしない良い香りのする大人女性でいましょう♪