朝髪の毛を整えているときに「あれ？なんか髪の毛がまとまりにくい」とふと気づいたタイミングはありませんか？
私が担当させて頂いているお客様では、それを機に今まで気にならなかった髪のくせが気になりだしたという方が多くいらっしゃいます。
30代になってからくせ毛が気になってきたんです…。
やっぱり年齢と共に髪質が変わるんですかね？
美容師hikariそうですねー。
お肌が年齢と共に変わっていることに実感されている方は多いですが、気づかぬ内に髪質も変化しているんです。
そのままにしておくと、どんどん老化し髪に対する悩みが増えてしまいます。
え！それは大変…！
実はすでに、くせが気になりだしたあたりから鏡で見た自分が老けたように見えて悩んでいます。
美容師hikari髪の悩みが増えると見た目も気になって毎日憂鬱になりますよね…。
ですが、変化に気付いたときにしっかりとケアを始めれば予防することが可能です！
そこで、今回はなぜ30代になるとくせ毛になる人が増えるのか、どうやって予防するのかをお話していきます。
30代になり、くせ毛が気になり始めた方はぜひ参考にしてくださいね。
- 今まで気にならなかったくせが気になり始めた人
- 髪のまとまりがわるくなってきた人
- 年齢に合わせたヘアケアを知りたい人
- 「疲れてる？」と聞かれることが増えた人
30代でくせ毛になった原因は加齢？
30代になり、くせ毛が気になりだした場合は加齢が大きく関係しています。
加齢による髪質の変化の原因となるものは以下の通りです。
- 頭皮の老化により毛穴が楕円形に変化する
- ホルモンバランスの変化
- 髪内部の水分・タンパク質バランスの変化
- キューティクルと脂質の減少
頭皮の老化により毛穴が楕円形に変化する
髪の毛穴の形は基本的に丸ですが、毛穴の形が楕円形になることがくせ毛の原因の一つです。
加齢と共に頭皮がたるんだり、皮脂の分泌量が多くなり毛穴に皮脂がつまることで、元々は円形だった毛穴が楕円形に変化することがあり、
その毛穴から生えてくる髪も歪んだ形になる為、以前は気にならなかったくせやうねりが気になりだすということが起こります。
ホルモンバランスの変化
髪を作るのに重要な役割を担っている女性ホルモンですが、そのホルモンが年齢と共に徐々に減っていくため、ホルモンバランスをくずし頭皮や髪に影響を与えます。
それにより、髪の栄養分が毛先全体にまで行き届かずくせ毛になってしまうのです。
髪内部の水分・タンパク質バランスの変化
髪内部の水分・タンパク質がバランス良く均一になっている状態だとくせのない真っすぐな髪になるのですが、
加齢と共にこのバランスが崩れ、髪内部に偏りがでてしまうと円形であるはずの髪が楕円形になり、くせ毛やうねりの原因となります。
キューティクルと脂質の減少
年齢と共にキューティクルが薄くなるので毛髪内部のたんぱく質がダメージを受けやすくなり、
脂質量の減少が髪のしなやかさも失う事により、くせ毛やうねりの原因となります。
年齢による髪質の変化の問題点とは
年齢による髪質の変化の問題点は、ダメージです。
上記でお伝えした加齢によりくせ毛になる原因は、結果として髪が弱る原因とも同じになります。
つまり、年齢と共に髪は弱っていくという事。
２０代の頃に受けるものと３０代を過ぎてから受けるものでは、同じダメージであっても髪に対する影響は全然違います。
そしてダメージを受けるとキューティクルが傷つくので更に髪内部の栄養や水分が流れでてしまい、くせ毛やうねりが更にひどくなるのです。
加齢によるくせ毛やうねりに、ダメージを与えてしまうとより加速してくせ毛やうねりが強くなってしまいます。
美容師hikari２０代の頃よりも更にしっかりとダメージケアをしましょう！
＼ダメージをしっかりケアしてくせ毛のおさまりを良くしてくれると人気のトリートメントについてはこちら／
30代でくせ毛になったのを直すことは出来る？
まず結論ですが、直すということは出来ません。
真っすぐなストレートにしたい場合は、縮毛矯正やストレートパーマなどの薬剤施術が必要となります。
しかし、ケアや予防を行う事で更にひどくなることを抑える事ができたり、くせ毛やうねりを緩和させる事は可能です。
３０代でくせ毛になったのを緩和、予防させる為にオススメな方法は以下の通り。
- 頭皮ケア
- ダメージケア
- ホルモンバランスを整える
頭皮ケア
オススメの頭皮ケア方法はこちら。
- シャンプー前にブラッシングをして毛穴の汚れを浮かす
- お湯の温度は37～39度で乾燥を防ぐ
- 頭皮用のシャンプーで頭皮環境を整えながら洗う
- 頭皮のマッサージをおこなう
- お風呂上りに頭皮美容液（育毛剤など）をつけてから髪を乾かす
- 地肌（頭皮）を乾かす
頭皮は、潤っている状態を保ちながらも皮脂詰まりがない状態にしておくことが大切です。
更にマッサージを行い、重力で下がってしまう頭皮をひきあげ、毛穴のゆがみを予防しましょう。
美容師hikari頭皮の美容液（育毛剤）は必要な栄養がたっぷり入っているのでより効果的に頭皮ケアが出来ます！
＼頭皮ケアの重要性についてはこちらの記事に詳しく書いています／
ダメージケア
オススメのダメージケア方法はこちら。
- シャンプー前にブラッシングで髪のからまりを取り摩擦から防ぐ
- お湯の温度は37～39度で乾燥を防ぐ
- 髪のダメージケア用のシャンプーで洗う
- トリートメントをつける前に目の粗いコームで髪をとく
- トリートメントを毛先中心にしっかりと馴染ませる
- ドライヤー前に洗い流さないトリートメントをつける
- 根元から乾かし毛先は９割くらいまで乾かす
髪の毛は、摩擦や乾燥から髪を守りつつ必要な栄養が髪内部にしっかり浸透できるようにしましょう。
髪内部を水分と栄養分が均等になるようにすることで、くせやうねりを緩和させる事が可能となり、
更に洗い流さないトリートメントはミルクタイプを使用し、表面のキューティクルを油分で保護するのがオススメです！
美容師hikariドライヤーで乾かす時には、完全に乾かすと「乾かしすぎ」で乾燥してしまう恐れがあるので、
完全に乾かしきる本当に手前の9割くらいまで乾かすのがポイント♪
＼ダメージケアについて書いている記事もぜひ参考にしてください／
ホルモンバランスを整える
ホルモンバランスを整える方法はこちら。
- 十分な睡眠をとる
- バランスの良い食事をする（特に大豆製品・牛乳・小魚・食物繊維の多いもの）
- ストレスを軽減させる
- エストロゲンを補う、もしくは似たような効果のある成分を含むヘアケア製品を使う
ホルモンバランスを整えるには、まずストレスなく心も身体も健康であることが大切とされています。
しかし現代社会でストレスなく過ごすのは難しい場合が多いので、せめて軽減できるようなストレス解消法を見つけることや、
しっかりと睡眠をとりバランスの良い食事を心がけましょう。
更にヘアケア製品（シャンプーや育毛剤など）に女性ホルモンである「エストロゲン」を補う、
もしくは似たような効果のある成分を含むものを用いることで、体外からのケアも出来、更に効果が高まります。
30代でくせ毛になった原因のまとめ
30代以上の女性の髪のお悩みランキング上位の「くせ・うねり」は、加齢と共にホルモンバランスが乱れ、更に髪や頭皮が老化することでおこります。
そして髪は加齢と共に少しづつ弱っていく事によりダメージを受けやすく、
ダメージがある髪はくせ毛・うねりが強くなってしまうのでダメージケアもしっかり行い、まとまりあるツヤ髪で若々しさを保ちましょう♪
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