大阪で美容師をしているhikariです!
美容師歴13年で得た知識や経験をもとに美容に関する様々な事を発信しています。
来ましたね…この季節が。
じめじめした『梅雨』が…
この時期はたくさんの方が悩まされると思います。
髪のクセが出てうねる・広がる・とにかくまとまらない!
朝頑張ってアイロンしたりセットしても結局まとまらないって事よくありますよね。
特に最近は乾燥やダメージによるクセのうねり・広がりに悩まされている方が多いように思うので今回はその原因によるクセの収まりを良くする方法をお話していきます!
乾燥・ダメージが原因のクセのうねり・広がりとは
クセによるうねり、広がりには様々な原因がありますが今回は『乾燥』、『ダメージ』に着目します。
- カラーやパーマ(縮毛・ストレート)を2カ月に1回(年6回)はする
- コテやアイロンを毎日使う
- 熱いお湯で髪を洗う
- 紫外線によくあたる
- 冷暖房が効いてる室内によくいる
上記の内容に当てはまる事がある方は『乾燥』、『ダメージ』が原因のうねり・広がりの可能性が高いです。
逆に一つも当てはまらないのにうねり・広がりがある方は『遺伝』や『生活習慣の乱れ』が原因の可能性があると思います。
そのことに関してはまた別の記事で改めて詳しくお話しますね。
うねる・広がる理由
髪がダメージを受けるとダメージ部分に穴が空くのでそこから髪の水分が流出し、乾燥します。
乾燥した髪は空気中の湿気を吸い込み大きく膨れ上がるので髪がうねり、広がってしまうのです。
そして梅雨時期は普段に比べて湿度が高いので更にうねりと広がりがひどくなります。
うねり・広がりを抑える方法
先ほどの事を踏まえると、ダメージと乾燥によるうねり・広がりは『ダメージを補修する』『保湿をする』事がとても大切になるのとこれ以上ダメージ、乾燥しないように予防する事が大切です!
継続して補修・ケアをしているとうねりや広がりはすごくおさまります!
これは実際にケアを頑張って下さっているお客様の経過を見ていて本当に実感しています。
縮毛矯正やストレートですぐに真っすぐ収まり良くする事も可能ですがダメージや乾燥が原因の場合はケアをしていかないと縮毛矯正やストレートもかけれなくなる可能性もあります!
そうならないようにもぜひヘアケアで髪のおさまりを良くしていきましょう!
ではさっそくその方法としてのオススメを紹介します。
ダメージを補修する・保湿する
- 美容室でトリートメントをする
- 毎日使うシャンプートリートメントを補修・保湿力の高い物にする
- 洗い流さないトリートメントをつけて乾かす
美容室でトリートメントをする
美容室でのトリートメントは補修力も保湿力もとても高いのでやはり一番オススメです!
美容室によって使用しているトリートメントの種類は様々ですので担当の美容師さんと良く相談して合う物を選んで下さい♪
一番のメリットは髪質や状態に合わせて合うものを髪のプロである美容師側が選ぶという事ですね。
推奨する頻度としては最初は最低でも月に1回、状態が良くなってきたら間隔を少しづつあけていきましょう。
毎日使うシャンプートリートメントを補修・保湿力の高い物にする
”ダメージケア用”と書かれていても実は表面をコーティングしているだけの物もあります。
髪はタンパク質で出来ているので、コーティングだけではなくダメージで失われたタンパク質を補う事が重要です。
ですがタンパク質はそのままだと分子が大きく水に溶けにくい為シャンプーなどに配合するのは難しいとされています。
そこでシャンプーを選ぶ時に入っていて欲しい補修成分はタンパク質を細かく分解したPPT(タンパク質加水分解物質)です。
細かく分解されているので溶けやすくシャンプーなどに配合出来、髪にしっかり浸透・吸着し、修復と保湿を同時にしてくれます!
PPTは洗浄成分として以下のようにシャンプーに表記されています。
補修・保湿…ココイル加水分解コラーゲンK(コラーゲン由来)
サラサラな質感…ラウロイル加水分解シルクNa(シルクタンパク質由来)
ハリコシ…ココイル加水分解ケラチンK(ケラチン由来)
トリートメントの補修・保湿成分もたくさんありますが、髪内部のどの部位にアプローチするかでその成分も変わってきます。
代表的な補修・保湿成分を紹介しますね。
選ぶ時の参考にして下さい♪
表面の水分補給…ヒアルロン酸、グリセリン、ハチミツ
表面の油分補給…セラミド、ホホバ種子油、オリーブ種油、シア脂
内側の水分補給…加水分解ヒアルロン酸、加水分解コラーゲン
毛髪内部のタンパク質補給…加水分解ケラチン、加水分解シルク
髪に必要な成分が配合されてるシャンプー・トリートメントを使ってしっかりケアすると美容室でしたトリートメントの持ちもすごく良くなりますよ♪
\くせをおさまり良くしてくれるトリートメントについてはこちら/
洗い流さないトリートメントをつけて乾かす
自然乾燥は髪に悪影響なので絶対ダメです!
ですがドライヤーの熱も髪へのダメージに繋がります。
そこで必要なのはドライヤー前の洗い流さないトリートメントをきちんとつけて乾かす事です。
熱から守ってくれたり、今以上にダメージや乾燥に繋がらないようにしてくれます。
オススメとしてはミストタイプのトリートメントで髪内部の水分補給をした後、重ねてクリームタイプのトリートメントをつけ保湿をする事です。
お顔につける化粧水と乳液みたいなイメージです!
クリームタイプじゃ少し重さや艶感が足りないと感じる方はクリームタイプの代わりにオイルタイプを使ってみるのも良いですね。
髪質や好みに合わせて多少変えても全然大丈夫ですよ♪
まとめ
ダメージや乾燥によるクセのうねり・広がりがある事を知らない方もいたのではないでしょうか?
補修・保湿をしっかりする事で気になるうねりや広がりがおさまると思えばヘアケアも頑張れちゃいますね♪
更に今以上にダメージ・乾燥に繋がらないような予防も同時におこなって梅雨の湿気に負けない髪を作りましょう!
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