梅雨になると髪がボサボサ…朝がんばって綺麗にしても職場に着く頃にはなぜかボサボサ。
朝の努力が無駄になったみたいで悲しくなりますよね。
ボサボサの髪はなんだか疲れた印象にさえしてしまい、仕方なく一つ結びにすることも少なくないはず…。
今回紹介する最重要ポイントをおさえてもらうと、そんなお悩みとはサヨナラ!
「なんか若々しくなった?」と周りからも褒められるようになるでしょう。
実践する内容はとても簡単なので、すぐ取り入れることが出来ますよ♪
梅雨に髪がボサボサになる原因
梅雨の時期に髪がボサボサになる一番の原因は「湿気」
これは皆さんよく知っているかと思いますが、なぜ湿気が原因かを知っていますか?
そういえば湿気がある日はボサボサになると思っていたけど、
詳しい原因は知らないかも…
そうですよね。
美容室に来られるお客様にお話しても知らない方がほとんどなので、知っている方の方が少ないです。
湿気が原因になる理由を知っていると、
ボサボサになってしまうというお悩みを改善するのにとても役立ちます!
湿気が原因になる理由
湿気で髪がボサボサになる理由は「髪内部の水分量が不安定になっている」からです。
髪の水分量が不安定になっているってどういう事?
なんでそうなってしまうの?
髪内部の栄養・水分などは均一になっているからこそ、髪は艶やまとまりのある状態を保つことが出来るのですが、
以下の状態になっていると髪内部の水分量が不安定になり、湿気によって更に髪がまとまりにくくなります。
- ダメージのある髪
- 細く柔らかい髪質
- クセのある髪
ダメージのある髪
髪はヘアカラーやパーマなどの薬剤施術や、ドライヤーやヘアアイロン・紫外線などでもダメージを受けます。
ダメージを受けると、水分量の調節が上手くできなくなってしまい、水分バランスが崩れてしまうのです。
柔らかく細い髪質
柔らかく細い髪質の、いわゆる猫っ毛さんの場合は元々の髪質として湿気など外部からの水分を吸収しやすい髪質の為
湿気が多いと空気中の水分をどんどん吸ってしまい、髪内部の水分バランスが崩れてしまいます。
クセのある髪
クセのある髪の場合、元々髪内部の成分バランスが均一になっていないことが多く、水分バランスも不安定になっています。
水分量が不安定だと湿気でボサボサになる?
髪の水分量が不安定な事と、湿気はどう関係するの?
とても良い質問です!!
そこが一番重要なのですが…
水分量が不安定な髪が、空気中の湿気を水分として髪に吸収してしまい、
髪内部が膨張して、うねりやボサボサでまとまらない髪になってしまうのです!
更に空気中の水分は、そのままでは髪の内部に残ってくれる水分ではないので結局髪が乾くと更にボサボサに…
そのため、湿気の多い梅雨に髪がまとまらないというお悩みを抱えた方が多くなってしまいます。
梅雨に髪がボサボサにならないようにする最重要ポイント
上記の内容を踏まえて、梅雨に髪がボサボサにならないようにする為には、
「髪内部の栄養・水分を均一にしておく事」「空気中の水分が髪に入らないように防ぐ事」がとても重要です!
そしてそのポイントを押さえながらする、ボサボサ髪の予防・改善方法が2つあります。
- ヘアケアで防ぐ
- スタイリング方法で防ぐ
この2つについて、この後詳しく紹介していきますね。
梅雨に髪がボサボサになるのをヘアケアで防ぐ方法
梅雨に髪がボサボサになるのをヘアケアで防ぐためには、
最重要ポイントでお伝えした「髪内部の栄養・水分を均一にしておく事」が大切です。
- 状態に合ったシャンプーを選ぶ
- トリートメントをつける時に髪をとく
- 湿気に強い洗い流さないトリートメントをつける
状態に合ったシャンプーを選ぶ
ヘアケアをしっかりしようと考えた時に、最も大切になってくるのがシャンプー選びです。
シャンプー選びを間違えてしまうと、毎日のシャンプーで髪に負担をかけてしまう可能性もあるため、
自分の髪質や髪のダメージレベルに合わせてしっかり選びましょう。
シャンプーを選ぶ際に、最も重要視して欲しいのが洗浄成分で、洗浄力が強すぎない方が髪への負担が少ない為、
人気の高いアミノ酸系やベタイン系など、刺激の少ないシャンプーを選ぶようにしましょう。
逆に、オレフィン系や硫酸系と言われる洗浄成分のシャンプーは洗浄力が強い為できるだけ避けて選んで下さいね。
- ラウレス硫酸Na
- ラウレス硫酸アンモニウム
- ラウリル硫酸K
- オレフィン(c14-16)スルホン酸na
※上記洗浄成分が成分表の始めの方に書かれていたら避ける方が無難です。(成分表は配合量の多いものから記載されている為)
▼オススメシャンプーはこちら
これを使ってたら間違いなしのアミノ酸系シャンプー
現役美容師も愛用中!サラサラでまとまる髪に!
ダメージ毛さんにオススメ!40%以上が美容成分のアミノ酸系シャンプー
ダメージ毛で絡まりやすい方にオススメ!よりしっとりさせたい場合は同シリーズのモイスチャーがオススメ!
トリートメントをつける時に髪をとく
トリートメントで髪を補修・保湿するのはヘアケアにおいて大切な事は知っているかと思いますが、トリートメントは正しいつけ方をすると更に効果を発揮します!
それが、トリートメントをつける時に髪をとくという事です。
シャンプーをしてそのままの状態でトリートメントをつけると、均一につける事が難しい為全体をしっかりケアする事が出来ません。
ですので、トリートメントをつける前に髪を綺麗にとき、毛先中心にトリートメントをつけた後、
もう一度全体の髪をとき、全体に馴染むように塗布して下さいね。
この時、目の細かいコームだと髪に負担がかかるので、目の粗いコームやトリートメントをつける専用のブラシなどがオススメです。
ダメージ毛や細毛の場合、シャンプーだけの状態だと絡まりがひどく、
髪をとくのが大変そうでしたら先にトリートメントをつけてから
髪をとくという方法でもOKです!
▼オススメアイテムはこちら
使えば納得の上質なトリートメント
インバス・アウトバスどちらでも使える優れもの。驚くほどに髪がサラサラに!
トリートメントの浸透力アップの専用ブラシ(アウトバスでの使用も可)
イオンの力でトリートメントの浸透力アップ!インバス・アウトバスどちらでも絡まる髪が一瞬でサラサラ!
湿気に強い洗い流さないトリートメントをつける
湿気に強い洗い流さないトリートメントなんてあるの?
確かにちょっと疑問に思いますよね…ですが、実はあります!
洗い流さないトリートメントには、オイルタイプ・ミルクタイプ・ミストタイプなど様々な種類がありますよね。
その中でも湿気に強いのはオイルタイプのトリートメントです!
オイルタイプはコーティング作用がある為、
空気中の湿気を髪内部に侵入するのを防いでくれます♪
そうなんだ!
じゃあいつもはミルクタイプ使っていたけど梅雨の時は
オイルタイプを使った方が良いのかな…?
- オイルタイプ…油分が多くコーティング力が高い
- ミルクタイプ…油分よりも保湿・補修成分がたっぷり
- ミストタイプ…水分が多く保湿・補修成分が浸透しやすい
洗い流さないトリートメントはタイプによって強みが違うので、外部コーティングにオススメなのはオイルタイプですが、
ミルクタイプ・ミストタイプもまた、オイルタイプとは違う効果があるので
元々ミルクやミストを使っていた場合でしたら、そのまま重ねてオイルタイプをつけるのもとても効果的です!
ですがその際、1つ注意して欲しいのは
ボリュームが出にくい方の場合、ミルクをつけてオイルをつけると
重くなってしまう可能性があるので
その時は梅雨時期だけオイル、それ以外の季節はミルクにする
もしくは、ミルクをいつもより少量にしてオイルを重ねてつける
など少し工夫して使うのをオススメします♪
▼湿気に負けないオススメオイルトリートメントはこちら
軟毛・細毛さんにオススメ
LUTYヘアオイル 100ml 3,850円(税込)
オイルだけどベタつかずサラサラ!CMC効果で髪内部の変形も防ぎ、うねりや広がりを抑える!
しっとりまとまり良くしたい方にオススメ
モロッカンへオイル 125ml 4,950円(税込)
重めのテクスチャーでしっとりまとまる!硬い髪がやわらかくしなやかに♪
梅雨に髪がボサボサになるのをヘアケアで防ぐ方法まとめ
ヘアケアでボサボサ髪を防ぐ方法は、状態に合ったシャンプーを選び、トリートメントは髪をといてしっかり馴染ませ、湿気に強い洗い流さないトリートメントを使う、
といった使う物や使い方を少し変えるだけなのでとても簡単♪
だけど1点注意して頂きたいのが、髪は一日では急激な変化をすることは難しいという事です。
ヘアケアは特に続けて行うからこそ効果がでて、実感しやすくなります。
ですのでヘアケアでの予防・改善を始めたての頃は、髪がボサボサになるのを防ぐための土台を作るイメージで行うのをオススメします。
まずは一つ一つ見直して、まとまりある髪を目指しましょう♪
梅雨に髪がボサボサになるのをスタイリングで防ぐ方法
梅雨に髪がボサボサになるのをスタイリングで防ぐためには、
最重要ポイントでお伝えした「空気中の水分が髪に入らないように防ぐこと」が大切です。
- スタイリング前に洗い流さないトリートメントをつけてしっかり髪を乾かす
- スタイリング後はしっかり髪を冷ます
- スタイリング剤は水分量の少ない物を使用する
スタイリング前に洗い流さないトリートメントをつけてしっかり髪を乾かす
まずは一番最初に、髪の中に水分を補給するのですが、この時の洗い流さないトリートメントはミストタイプがオススメです!
結局乾かすのに、ミストで濡らして
もう一度乾かすのはなぜ?
スタイリング前に、髪にある余分な水分を飛ばし、湿気によるうねりやバサバサを防ぎたいのですが、
ミストタイプは髪内部に保湿成分を届けてくれるので、先に内部を出来るだけ均一にしておく為にも一度ミストタイプで濡らすのがオススメです。
普通の水では保湿成分などはないため、乾かすと結局保湿はされてないまま水分だけ飛ぶので、
ミストタイプがすぐに用意出来ない場合は水で濡らしたあとにオイルかミルクの洗い流さないトリートメントをつけて乾かして下さい。
この時、とても重要なのが「乾かしきる」こと!
少しでも湿っているとキューティクルが閉じ切っておらず
外部の湿気を吸収する可能性があるので
乾かしすぎず、だけどしっかり乾かしましょう!
乾かしすぎずにしっかり乾かすって…私には難しいです…!
確かにそうですよね…。
だけど乾かしすぎると乾燥して静電気がおきちゃったり
髪にも負担がかかって大変なので…
簡単に出来る方法のポイントを紹介しますね!
9割くらいまでは温風でしっかり乾かし、あと少しで完全に乾きそうだな…というあたりから
冷風に切り替えて、最後まで冷風で乾かしきるのがオススメです♪
スタイリング後はしっかり髪を冷ます
髪の毛は、熱を加えたそのあと冷めていく段階で形がキープされます。
ですので、コテやアイロンで髪をストレートや巻き髪にしたあと、すぐ髪を触るのではなくそのまま少なくても30秒ほど
時間を置いて髪の熱がとれてから、ほぐしたりスタイリング剤などをつけるのがオススメです。
そうすると、スタイリングしたヘアスタイルのキープ力が
かなりアップします♪
スタイリング剤は水分量の少ない物を使用する
湿気に負けないスタイリングをするには、髪に余分な水分を与えないようにする方が良いので
スタイリング剤もできるだけ水分量の少ないものを使用するのがオススメです。
水分量の少ないスタイリング剤は、スプレーワックス・クリームワックス・スタイリングオイルなどがありますが、
髪のダメージが強い場合は、スタイリング剤に油分が多すぎると重くなりカールなどはダレてしまう可能性もある為、
スタイリングオイルを使う際には使用量に気をつけるようにしましょう。
梅雨に髪がボサボサになるのをスタイリングで防ぐ方法まとめ
スタイリングでボサボサ髪を防ぐ方法は、空気中の水分が髪に入らないようにする事がとても重要です。
ここを理解していると全然違ってきます!
ヘアケアで予防をしている状態に加え、スタイリングで防ぐ方法をきちんとすると相乗効果で、よりまとまり良くなるのでぜひお試しください♪
梅雨に髪がボサボサ…外出先での応急処置!
朝頑張ってまとまった髪に仕上げても、外出先で髪がボサボサに…なんて事もありますよね。
そんな時にオススメの方法を紹介します。
- スタイリング剤で応急処置
- ヘアアレンジで応急処置
- ヘアアクセで応急処置
スタイリング剤で応急処置
スタイリング剤での応急処置は2パターンあります。
まず、朝お出かけ前にもスタイリング剤を使った場合は、
すでに髪が束感や濡れ感を持っているので追加でつけすぎるとベタベタになってしまう可能性が…
そこでオススメなのが「ハードスプレーをコームに吹きかけて、そのコームで髪をなでるようにする」ことです。
そうすると表面のボサボサ感がまとまって良い感じに♪
もう1つのパターンは、朝スタイリング剤など何もつけずにお出かけした場合。
その場合は水分量の少ないスタイリング剤である、ワックスやオイルを使って、「スタイリングをするというよりは、
髪をなでるようにつけて使用する」と、髪がコーティングされ重さでボサボサ感が目立たなくなります!
ヘアアレンジで応急処置
髪がボサボサでまとまらないって時は、やはり一番手っ取り早いのはヘアアレンジでの応急処置ですね。
特に全体がまとまらない、ボサボサになってしまう場合はポニーテールなど一つにまとめるヘアアレンジがスッキリして見えます。
その他にも、簡単に出来そうなヘアアレンジを紹介されている方の動画があったので載せておきますね。
だけど、ただ髪をまとめるだけって言うのもな~という時もあるし、
かと言って難しいヘアアレンジは出来ない…
そんな時はどうしたら良いんだろう。
そんな時はこの後に紹介する、
ヘアアクセでの応急処置が良さそうですね。
簡単に可愛くオシャレにボサボサ髪をまとめられるのでオススメです♪
ヘアアクセで応急処置
ヘアアクセはポイントになるものを一つ持っているだけで、簡単なアレンジも一味違って見えます。
今回、簡単に可愛くオシャレに出来るオススメヘアアクセをご紹介しますね。
ただボサボサ髪をまとめる為に使っているようには見えないのでかなりオススメです。
美容師の私が実際にお客様にご提案させて頂く時と同じように、シーンやファッションに合わせて何パターンかご紹介するのでぜひ参考にして下さい♪
(画像をタップすると販売ショップへ飛びます。)
軽くまとめるだけでもパールが綺麗目に仕上げてくれる♪
まとめた後にカラフルピンでオシャレに魅せる♪
シフォンとゴールドで女性らしさアップ♪
スカーフアイテムで周りに少し差をつけちゃうおう♪
バナナクリップで頑張らずにお洒落髪♪
梅雨に髪がボサボサ…まとめ
ボサボサになってしまう髪をヘアケアで予防・改善しつつ、スタイリングの方法で即効性の高いボサボサ防止を行い梅雨対策をしていきましょう!
それでも、外出先でボサボサが気になってしまった場合には、スタイリング剤・ヘアアレンジ・ヘアアクセなどでボサボサ髪を目立たなく出来るので
梅雨のどんよりした雰囲気を、まとまりある髪でスッキリ気分に変えて毎日を楽しく過ごしましょう♪
コメント